あなたは、矯正歯科=子どもがやるもの、と考えていませんか?
確かに、いままでは小学生や中学生がするというのが一般的でした。高校生にもなると、矯正治療においては高齢の部類に入ってしまっていたのです。
しかし、時代は変わりました。
以前は「子どもの歯並びが気になる」というご家族の判断で治療がスタートすることも多かったのですが、最近では自分の意思で「矯正したい」という大人が増えてきています。
それは、昔に比べて自分自身の「見た目」を意識する機会が増えたということと、矯正歯科治療が一般的になってきたということが
要因だと考えられます。
テレビや雑誌で見かけるモデルやタレントの方たちの歯は、真っ白で歯並びもよく、とってもキレイな口もとをしていますので、
そのような姿を日常的に目にすることで、自分も同じようにキレイな口もとを手に入れたい!と思うのでしょう。
子どもの場合、永久歯は生えたてですし、歯ぐきも若く健康的です。
それに比べ、ずいぶん前に生え揃った永久歯を持つ大人は、一度はむし歯の治療を行っていることがほとんどですし、銀歯やセラミックなどのかぶせ物をしている状態の方が多いでしょう。
子どもの柔らかい骨格に比べると骨も硬くなっているでしょうから、「大人の歯って矯正しづらそう」というイメージをどうしても抱きがちです。
確かに、子どもの方が、矯正歯科治療はしやすいでしょう。
しかし、矯正歯科治療による歯の移動は、歯ぐきさえしっかりしていれば何歳でも大丈夫です。土台がしっかりしていなければ、その土台によって支えられている歯を安定させるのは難しいのですが、歯周病などの問題をお持ちの場合はそちらの治療を優先します。
また、治療前にはむし歯の治療を済ませる必要があります。むし歯や歯周病などをしっかり治療し、お口の中をキレイにしてから矯正歯科治療は始まります。歯を動かしていくことで、治療途中に隠れていたむし歯が見つかることもありますが、その場合は一旦むし歯治療に専念し、治療が終わってから再度矯正歯科治療を続けることもあります。