歯は何もないところへ傾いていく習性があります。
そのため、1本歯が抜けると両隣の歯がその隙間に向かって倒れていきますし、抜けた歯の上(もしくは下)の歯にとっては噛み合うものがなくなるため、隙間に向かって伸びていきます。
歯は、ひとりで動かずに立っていることができないのです。
上下左右の歯とふれあうことで、自分の高さや位置を把握し、
現状維持することができるのです。
歯並びは、上下の歯としっかり噛み合い、左右の歯とずれのないように並び、さらにお口のまわりの筋肉にも支えられて生きています。いろんなパーツと寄り添いながらでないと、その実力を発揮することができません。
歯を居心地のいい環境で安定させてあげることで、お口の健康レベルがアップし、ひいては全身の健康・美容につながるのです。
噛み合わせというのは、見た目の問題だけではありません。
頭痛、肩こり、腰痛、鼻づまり、イビキ・・・こういった症状でお悩みの方は、歯並びが影響している可能性があります。
むし歯や歯周病を引き起こす可能性も高いですし、歯周病は放っておいてしまうと歯ぐきが痩せ、歯がグラグラになり、最後には抜け落ちてしまいます。
また、歯周病は口腔内だけでなく全身に影響を及ぼすため、心臓病や動脈硬化、肺炎などだけでなく、早産や低体温児の原因になる可能性もあります。